会  報

[工場だより]

No.269 工場だより [2015年8月6日 発行]

No.269

雨水タンクの設置
 NPOせっけんの街で雨水タンクの普及活動を始めたこともあり、我が家に雨水タンクの設置を決めました。朝9時、小雨の中せっけんの街として初めての設置作業が始まりました。地面を平らに水平にする作業に手間取ります。場所を決めると、雨どいを2箇所カットし、雨の取り込み口と満水になったときに雨どいに戻す口とをそれぞれタンクへと繋ぎます。転倒防止のために、アンカーでタンクを固定し、最後に蛇口を取り付け、作業完了まで1時間少し。
 私の住む成田ニュータウンでは、汚水は花見川終末処理場へ、雨水は調整池を通り、印旛沼に流れ込んでいます。印旛沼は、昭和40年ころから水質汚濁が進み、近年では全国の湖沼中でワースト1の水質となっています。汚れの原因の多くが雨水と一緒に流れ込むとされています。雨水タンクにいったん水を溜め、それを植木や菜園に撒き利用することで、雨水を地下にしみ込ませることができます。ゲリラ豪雨の時などは、小さなダムの働きをします。災害時にはトイレの水として利用できます。設置のための補助金のある自治体も多くあります。
 1軒で150L、1 000件で150トン、一緒にミニダムつくりしませんか?
(若月)

No.257 工場だより [2015年3月10日 発行]

固形せっけん焚き3 000回達成
 98年7月、ミニプラントで初めて、固形せっけんを試作してから、今年で17年目になります。昨年の12月に3 000回目の釜焚きをしました。歴代の鹸化師は5人。現在は山部、鈴木の2名で焚いています。3 000回目を担当したのは5代目鈴木裕子さん。「焚き始めてから2年、毎回試行錯誤の連続ですが、このところようやく、納得のいくせっけんが見えてきたようです。」 
 当初は近くのマクドナルドのお店から、使用済み油を分けていただいて、回収した廃油と混ぜて作っていました。大きさも現在の倍の弁当箱サイズでした。数種類の固形せっけんを製造してきていますので、せっけん焚き3000回がせっけん何個分とは簡単には言えませんが、「うてなちゃん」250gに換算して、390 000個ということになります。リサイクルして世に送り返した使用済み食用油は48トン。焚く人により、微妙に違うのが固形せっけん、最近のできはいかがでしょうか?使ってみてのご感想をお寄せください。
(若月)

No.256 工場だより [2015年3月10日 発行]

No.256

うてなちゃんの話
 NPOせっけんの街では2種類の固形せっけんを製造しています。1種類は成分無調整、純石けん分90%の台所用固形せっけんです。これらは250gの容器入りと詰替用、『うてなちゃん』の名前で店舗などにて販売されています。130gの『うてなちゃんミニ』は、行政などでリサイクルの啓発用などに使われています。
 もう1種類は純石けん分70%のバケツ君、アルカリ剤として炭酸塩を入れています。通常に売られているピンクのバケツ石けんと比較して、溶けやすく使いやすいということで近隣のタクシー会社でタイヤなどの洗浄に使われています。
 固形せっけんは印旛沼せっけん情報センターで製造されています。NPOせっけんの街に組織統一するまで、その運営を担っていたのが、ワーカーズコレクティブ萼(うてな)でした。萼はお釈迦様が座られている蓮の台座のことです。ワーカーズコレクティブ萼が「せっけん運動を支える縁の下の力持ちになれたらいいね」という願いがこめられています。『うてなちゃん』の名前の由来はここから来ています。『うてなちゃん』がいつまでも、自然をこよなく愛し、大切に思う人々の傍らにありますように。
(若月)

No.254 工場だより [2015年1月7日 発行]

台湾からのお客様
 フィンランドで学ぶ台湾出身のデザイナー、リンさんから、ぜひ工場を見学したいと、かな・漢字の混じった英文のメールが届きました。20年前、まだ創業間もない印旛沼せっけん情報センターに台湾から研修に訪れた頼さんの紹介で、工場の山部さんと若月さんが主婦連盟(台湾の環境活動グループ)を訪問したことが、今回の来訪につながりました。
 20代と思われる若いリンさんは、主婦連盟のリサイクルせっけん作りの指導を受け、実際に作っています。工場を見学できたこと、当時の台湾訪問メンバーに会えたことに感激し、「もっと海外にせっけん作り指導に行かないのですか。」と話していました。
 通訳は急遽、千葉大の留学生さんにご協力をお願いしました。工場設備を見ながら、製造方法等の質問に、中国語、英語、日本語が飛び交います。せっけん原料の話では、化学式は通訳なしでも通じました。
(須田)

通訳の留学生さんは、環境フェアで出会い、つながりました。

No.253 工場だより [2015年1月7日 発行]

我が家に子犬がやってきた
2週間前、我が家に2ヶ月のゴールデンレトリバーの子犬がやってきました。おしっこのトレーニングはだいたい済んでいるということでしたが、実際にはトイレシートでできる確立50%。おまけに環境の変化のせいでしょうか、おなかをこわしてしまい、我が家の居間はおしっことうんち攻撃を受ける羽目になりました。そこで大活躍してくれたのが“粋水”。カーペットなどのおしっこはよく吸い取ってから、フローリングの床はよくふき取ってから、最後に“粋水”を吹きかけてふき取ります。それでも犬の嗅覚に完全とはいえないのかもしれません。たびたびおしっこをする場所にはトイレシートを引くようにしました。あれから2週間、上手にできる確立は90%、おなかの調子もだいぶよくなりました。耳のたれている種類なので、耳が蒸れやすく、汚れもよくたまります。2〜3日に一度はティッシュや綿棒に粋水を吹きかけて、耳掃除をします。一番迷惑しているのは先住猫のめいさん、“あそぼう”攻撃が日に日にエキサイトしています。最初は付き合っていますが、そのうち高いところに避難です。猫のブラッシングにも“粋水”が活躍しています。“まて”や“すわれ”のしつけもこれから。これから長〜い付き合いになります。大変なこともうれしいことも、一緒にやっていこうね。
(若月)