会  報

[活動報告]

No.265 活動報告 [2015年7月24日 発行]

No.265

通常総会と、印旛沼を船で訪ねて
 5月23日通常総会が無事終わりました。2015年度は中期計画の最期の年になります。これからの5年計画の作成の一年でもあります。
 総会後、屋形船に乗り印旛沼の船上見学会を開催しました。案内をしてくださったのは「印旛沼旛沼流域水循環健全化会議」の小倉久子さん。「現在、印旛沼流域では下水道が整備され、せっけんを使うことが直接印旛沼の浄化にはならないのですが、私たちの生活のいろいろな場面で、環境を考える、生活を見直すことで、めぐりめぐって印旛沼の環境を守ることにつながっています。」 小倉さんの説明に、まさにNPOせっけんの街が続けてきた活動が、そこにあるという実感を持ちました。雨水はいまでも印旛沼に流れ込んでいます。これから取り組組もうとしている雨水タンクは印旛沼の環境を守ることにもつながることを確信しました。
 この日は天気もよく風もなく、静かな印旛沼を身近に感じて、今も漁業が行われ、たくさんの生き物の命をはぐくむ印旛沼を守っていきたいと強く願いました。
(若月)

No.261 活動報告 [2015年5月21日 発行]

No.261

墨田雨水利用散策
 手賀沼や印旛沼周辺では、開発された住宅地等の道路や排水溝から直接流れ込む水が、汚染の主な原因となっています。都市型の集中豪雨も増え、水質浄化に少しでも対策をとりたいとせっけんの街では、雨水タンクの販売を計画しています。そこで、雨水利用の先進地である東京都墨田区に見学に行ってきました。
 家の屋根から雨を集めて蓄え、草花の水やりや防火用水に使うことは、昔から行われていました。「雨水市民の会」副理事長で向島百花園8代目の佐原滋元さんと事務局の柴さんの案内で、スカイツリーのお膝もとを約2時間散策しました。手入れされた鉢植えに様々な草花が咲き誇り、春真っ盛りの路地を楽しませてくれます。消防車の入りにくい狭い路地を守る知恵から生まれた「路地尊」たち。立ち話するおばあちゃんに出会ったり、生活の息遣いのする路地の歴史を丁寧に、そしてユーモアたっぷりに話してもらいました。
(道端)
(写真)路地尊 雨水を集めて地下に保存し防火用水や草木の水やりに

No.258 活動報告 [2015年3月10日 発行]

No.258

固形せっけん焚きの研修会
 リサイクルせっけん技術研修会が那須烏山で開催されました。
 せっけんの街はリサイクルせっけん協会関東事務局を担っていますので、毎年参加しています。今回は那須烏山にあります、障害福祉サービス事業所「あすなろ」で固形せっけん焚きの研修を行いました。どこの事業所でも、固形せっけん製造には苦労している様子です。それだけ難しいということなのでしょうが、参加者の皆さん、熱心に釜を覗き込んでいました。
 午後はせっけんの街の「チームあらうべ」によるせっけんの使い方の学習会をしました。煮洗いの実演では真っ白になったザルを見て、みなさん目を丸くしていました。「これはせっけんだからできる芸、合成洗剤でやったら、吸い込んでしまい危険です。」とあらうべの川野さんの説明に、納得。
1.より使いやすいせっけんを作ること、
2.多様な使い方を提案できること、
3.せっけんの優位性を科学的に説明できること。
せっけんを広めていく上でこの3点が要になる、ということをみなで確認しました。
(若月)

No.241 活動報告 [2014年8月21日 発行]

リサイクルせっけん協会総会
 リサイクルせっけん協会総会が兵庫県南あわじ市で開催されました。
淡路島は、自然にやさしく健やかに暮らせる島をめざし、「あわじ環境未来島構想」が勧められ、様々な取り組みが始まっています。光、風力、バイオガスなどを利用した自然エネルギーの活用、仕事の創生、食料とエネルギーの自給など、さまざまな活動が紹介されました。もともと気候も温暖で、自然の恵みの豊富な淡路島です。しかし、人口減少、少子高齢化、働く場所の減少や後継者不足など、抱える課題はたくさんあります。これからの日本社会のモデルとなるような地域に根ざした取り組みに期待しました。花と緑の島、菜の花エコプロジェクトも進んでいるようです。
 夜、近くの海岸で海ほたるにも会えました。2日目は海の家でミニプラントでのせっけん焚きをしました。隣では海開きの神事が行われ、前の海岸では子どもたちが水遊び、――自然満喫の週末でした。
 淡路島人形浄瑠璃見学では恵比寿様に幸福をいただいてきました。
(若月)

No.239 活動報告 [2014年7月18日 発行]

かおりのはなし
電車に乗っているとき、回りの人の強い香りに、逃げ出したくなることがありませんか?
香り付けがエスカレートして、回りの人々に不快感をもたらす現象がいま問題になっています。その臭いの元は、洗濯時に衣類に添加する柔軟仕上げ剤やシャンプーやコンディショナーなどです。
一般に使われている衣類の柔軟仕上げ剤の香料のほとんどが合成化学物質です。回りの人に対する不快感だけではなく、合成化学物質を毎日排出することへの環境への影響、化学物質過敏症など、健康障害なども心配です。
かつて、香料を添加した粉せっけんを販売したこともありました。香料そのものの評判もさることながら、香料添加に携わる作業員の健康も問題になり、一年あまりで香料入りせっけんの街せっけんは姿を消しました。そんな苦い経験も踏まえて、せっけんの街として香り付けについてはどのように考えていこうかと、生協組合員も加わり、「かおりプロジェクト」が立ち上がり、洗濯用仕上げ剤の開発に向けて、活動を始めています。
(若月)