会  報

[活動報告]

No.216 活動報告 [2013年8月2日 発行]

No.216

手賀沼を船上から視察しました
 毎年6月に開催されるリサイクルせっけん協会の総会が今年は東京で行なわれました。2日目は会場を千葉に移し、手賀沼せっけん工場見学会と船上からの手賀沼視察をしました。
 参加者の皆さん口をそろえて「手賀沼がこんなにきれいだとは思わなかった」とおっしゃいます。以前はこの時期の手賀沼の水面はグリーンスープ状態、湖面からの風の臭いもひどいものでした。それが、利根川の水を導水するようになってから、とてもきれいになっていました。
「もうすぐ蓮の花が咲き始めます。みなさん手賀沼の蓮はきれいだと賞賛されますが、蓮の下の水は栄養、酸素、光不足で生き物の住める状態ではありません。蓮は蓮田の中にあって初めて生きるのです。」という「美しい手賀沼を愛する市民の連合会」会長の八鍬さんのお話を聞いて、表からはうかがい知れない、一見きれいになった水の中で、生き物たちの生活はどんなふうに変わったのだろうか?などと考えてしまいました。
(若月)

【写真】手賀沼のハス群落の端(2011年7月撮影)

No.213 活動報告 [2013年7月3日 発行]

No.213

プロが伝授「せっけんクリーニング講習会」に行ってきました

 5月9日、我孫子市・我孫子市石けん利用推進協議会主催の講習会に参加しました。講師は東京小金井市で、合成洗剤を使わない、石けんを使ったクリーニング業を営む茂木孝夫さん。合成洗剤を止めた経緯やドライクリーニングの問題点のお話しから、水洗いの可否の見極め方、石けんクリーニングの実演と、とても有意義な講習会でした。

ドライクリーニングのお話しを紹介します。
 クリーニング業界では、ドライは、水洗いできない衣類のために使われ始めましたが、現在はほとんどがドライ。それは、シワや型崩れ・縮みが少なく、仕上げが簡単・コストがとても低いからとのこと。
 ただし、汚れの多くは水溶性の汚れ。ドライは油汚れは取れるが、汚れ全体の8割は残ります。また、ドライクリーニング溶剤は、同じ物を使い続けます。汚れは取り除きますが、除去しきれないので白い物が黒ずんだり、酸化した溶剤の強烈な臭いが付いたりします。その他、溶剤による土壌汚染・消防法で使用できないはずの住宅地や商業地で溶剤を使用している問題も起きています。
(塚田)

No.210 活動報告 [2013年6月6日 発行]

重茂漁協復興支援報告 ご協力ありがとうございます
東日本大震災により被災した重茂(おもえ)漁協(岩手県宮古市)の復興支援に、NPOせっけんの街はカンパを呼びかけています。また、せっけんの売上の1%をカンパに充当しています。重茂の人たちは、自分たちの生活排水がそのまま海へ流れると豊かな海を汚すことになると気づき、35年前から合成洗剤を「売らない・買わない・使わない」運動を進めてきました。
2012年4月、目標の100万円を達成しましたが、引き続き呼びかけ、2012年度末で累計160万円集まり、3回目の送金を行いました。カンパいただきました皆様、せっけんの街のせっけん類をご購入いただいた皆様、ありがとうございました。
2013年度も引き続き、支援続けていきます。せっけん売上1%の支援金充当も継続する予定です。皆様のご協力をお願いいたします。

No.196 活動報告 [2012年10月10日 発行]

デポーせっけんの街の日
生活クラブ虹の街(本部千葉県千葉市)の店舗――デポーでは、毎月第1月曜(園生デポーはその翌日の火曜)は“せっけんの街の日”です。この日は、せっけんの街の運営委員が出向き、せっけんの使い方などのアピールをしています。今月のテーマは「こはくで食器を洗おう」。こはくは洗濯用に開発されたものですが、他のせっけんの街のせっけん同様に台所で食器洗いに使えます。洗濯用に濃度が濃い目ですので、薄めて使います。お手持ちのボトル容器に移して使うと便利です。その時に、こはく2に対し水1の割合で薄めます。(泡ポンプには1対1で)液体せっけん独特のカリせっけん臭さも少なく、香料も入っていないので、お茶碗に臭いが残るということもありません。粘性のあるジェル状せっけんですので、スポンジになじみ、液だれしません。
 せっけんの街の日にはせっけんの街の製品が通常価格の5%引きになります。毎月第1月曜はみんなでデポーに来てくださいね。
(山部)

No.193 活動報告 [2012年8月29日 発行]

シャボン玉フォーラムin東京2012
シャボン玉フォーラムでは、いろいろな最新の情報を得られるので、毎年楽しみにしています。今回のテーマ、生物多様性でも考えさせられることはたくさんありました。花粉症に悩む私にとって、「堤防植生によるイネ科花粉症」について発表された中山さんのお話が特に心に残りました。東京では川の堤防に繁殖している、カモガヤ、ネズミホソムギなどの外来種であるイネ科植物の花粉症が子どもたちに多く発症しているそうです。子どもたちに発症が多い原因として、(1)堤防の道は通学路として使われていることが多いこと、(2)本来イネ科の花粉は地面近くにあって、遠くまで飛ばないそうですが、天井川が多いので、風が吹くと花粉が上から降り注ぐことになるということ、の2点が考えられています。堤防の建設時に斜面を固定するために種をまいたものが環境に適合して繁殖しました。全国どこでも同じような工程で工事をすることにより、日本に生息しないはずの植物が急激に全国的に広まってしまい、本来そこで生きていた植物の生存権を脅かし、私たちの健康被害に繋がっているということでした。除草の時期と回数によって、花粉を飛ばさないようにすることができるそうです。
(若月)

No.192 活動報告 [2012年8月29日 発行]

シャボン玉フォーラムin東京2012
今年のテーマは“いのちを豊かにつないでいく”で、東京の蒲田で開催されました。基調講演は「生物多様性と農業と原子力災害」と題して、東京大学の鷲谷いづみ教授のお話から始まりました。教授がはじめに挙げられたのがせっけんから見た環境問題。せっけんの原料になる油脂の生産現場にも目を向けようというものでした。私たちのリサイクルせっけん1票獲得という感じです。私たちの日常で「商品選択の判断基準を家族と自分の健康・安全・利益だけではなく、地球・地域の「生態系の健康」にまで広げることが、地球と人類と日本の将来を決めることに繋がると先生はおっしゃいました。「生物多様性にやさしい生活、始めなきゃ」と思いました。せっけん大好きの仲間と会っておしゃべりをすることは、明日の元気につながります。
(若月)